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現場住所 愛知県名古屋市中村区松原町
本日は「音楽スタジオのスチール製防音ドアに鍵をつけて欲しい」とのご依頼で出動!
グレモンハンドル
グレモン錠
拝見させていただくと、厚さ60mmの扉にグレモンハンドルだけがついていました。
グレモンハンドルと言われても、なんなのかよくわからないと思いますが、ハンドルを回すことによりロックされる仕組みの錠前です。
簡単に言えば、サムターンとドアハンドルが一体化した錠前です。
住宅用で使用されるケースはほとんどありませんが、ビルや、工場、音楽スタジオ、機械室、電磁波防護扉などで使用されています。
なぜそういった場所で使用されるかというと、施錠することで扉と枠とを密着させ、非常に密閉性が高い状態にすることが可能だからです。
それにより、防振性や遮音性能も高くなります。
グレモンハンドルは、ハンドルだけでロック機能はついていません。
ちなみに、ロックが必要な場所では、グレモン錠が初めからついていることが殆どです。
グレモン錠とは、ハンドルを操作して、戸や窓の上下にロッドを突き出して戸締りするタイプのことです。
上下と戸先の3方にロッドが出て施錠されるので頑丈です。
今回は、スタジオの使用用途が変わり、施錠が必要になったので後付けとなりました。
設置前
切欠き加工後(錠前を固定するための段付け金具を設置)
一般的な扉は36mm前後の厚さの物が多く、在庫している錠前もその寸法に対応したものが殆どです。
今回の扉厚は60mmという事で、対応できる錠前がなかったため、取り寄せしてからの施工となりました。
設置するには錠前の寸法に合わせて切欠きを行うわけですが、穴を開けてみると防音扉だけあって、2mmくらいの鉄板が更に二重になっています(汗)
普通のマンション等のドアってびっくりするくらい薄くてすぐに穴が開くんですが、そんなドアに慣れてるおじさんにはなかなか大変な作業となりました。
なんとか切欠き終わったので、今度は錠前を固定するための「段付け金具」という金具を二個取り付けます。
段付け金具に錠前を固定することで、錠前を取り付けた際に扉と面一になるわけです。
室外シリンダー側
室内サムターン側
錠前を取り付けたら、あとはカンヌキ(デッドボルト)が入る受け側の切欠きをして受け金具を設置しますが、画像は撮り忘れました(笑)
あとは、お客様に動作確認していただいて作業終了です。
美和(MIWA)カバ(KABA)補助錠やインテグラル錠、勝手口の防犯、住宅錠、引き違い錠、引き戸錠の交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。