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本日は合鍵の溝加工についてです。

前回のブログで書きましたが、ブランクキーと呼ばれる削る前の合鍵の材料が3000種類以上あるわけですが、世間に出回っている鍵は何万種類もあります。
そうすると当然市販されているブランクキーとは違う溝の鍵をお持ちになるお客様もいらっしゃいます。

そういった場合は、まずお客様の鍵に近い溝のブランクキーを探し出し、ミーリングマシーンという溝を彫りこむ専用の機械でお客様の鍵と同じ溝になるように加工します。

ミーリングマシーン
左側のレバーを動かすと鍵を挟んでいるバイスが左右に動いて、上部についている回転刃で削ることができます。

この機械、そうそう出番はないですが結構なお値段なのです・・・
ですので、鍵の専門店でも置いていないお店も結構あり、そういったお店では市販のブランクキー以外では合鍵が作れず、純正キーを取り寄せたりするしかありません。
純正キー取り寄せとなると価格も高くなりますし、何より納期が２週間前後掛かりますので、すぐに合鍵が必要なお客様としては困ってしまいますよね。

ミーリングが終わったら、合鍵マシーンで刻みを彫って終了です。
お客様は３店ほど合鍵屋を回って全て断られたようで、大変喜んでいただけました。

他店で断られた鍵やディンプルキー・特殊キーの合鍵作製は　カギの救急車　黒川店　上飯田店　までお気軽にご相談ください。