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拝見させていただくと、SHOWAの7680KJがついているドアでした。

大体築40～50年の物件です。

ドアが下枠に擦っていてひどい傷ができています。

通常はドアが下がってこのように擦ることが多いのですが、これは下枠の中央部分が盛り上がってきてドアに干渉していました。

専門家じゃないのでよくわかりませんが、このようにコンクリートが膨張するのは何が原因なんでしょうね？
鉄筋の錆びなのかな？

下枠にドアがこすっている場合は、丁番を調整したり、旗丁番の場合は丁番リングを噛まして1～2ミリドア自体を持ち上げたりするんですが、下枠が盛り上がってきているのでドアと上枠の間にも隙間が全くありません・・・
こうなると調整のしようがないので、下枠を取っ払って斫り（はつり）新しい下枠をつけるか、カバー工法でドアごと交換するしかないんだと思いますが、当店ではそこまでは承っておりません。

こちらのお宅は分譲賃貸という事でしたので、大家さんに状況の説明をしてリフォームしてもらって下さいとお伝えし、当面使用できるようにしていきます。

現状は、力一杯ドアを閉めても枠に当って閉まりきらず、デッドボルトがストライクに当って施錠できません。

WESTのアクト錠という面付錠からMIWAのPMKに切り替える時に使用する厚み調整座板をドアと錠ケースの間に入れて、デッドボルトがストライクに入るようにしていきます。