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作業場所 愛知県名古屋市北区
本日は、「親が夜知らないうちに家を出て徘徊するので勝手に出られないようにしたい」とのご依頼で出動!!
お話を伺うと、「夜になると自分が寝ているうちに勝手に外に出てしまうのでなんとかしたいが、近いうちに施設に入る予定なのでできるだけ予算をかけたくないのでドアガードを目の届かない上の方につけて欲しい」ということでした。
美和ロックの防犯スイッチサムターンがついていますが、簡単に開けられてしまうようです。
ドアガード
徘徊防止対策には様々な方法がありますが、お客様のお宅についている錠前によって徘徊防止対策部品に交換できる場合と、補助錠を増設する場合があります。
今回のお客様のお宅は築浅(ちくあさ)のマンションのため、防犯サムターン付きのプッシュプル錠のツーロックタイプでした。
お客様は事前に随分お調べになったようで、このタイプだと徘徊防止部品に交換できないこと、徘徊防止対策ができる補助錠は比較的高額になるということで、ドアガードの移設をご希望されていました。
下に見えているのがターンナット、穴の向こう側でナット部分が90度回転することによって固定します。
上部につきました。
ということでやっていきましょう。
一般的なマンションのドアは補強部分と錠前やドアガードの取付位置以外はペラペラの鉄板でできています。
そのため、今回のお客様のご要望通りドアの最上部にドアガードを移設する場合は別途補強が必要です。
そうしないと、薄い鉄板にネジを留めても空回りして効きませんし、最悪室内側からドアに体当たりされたり、室外から思い切り引っ張ったりしたらドアガードごとれてしまう可能性があります。
で、今回使用する補強部品はターンナットです。
鉄板を挟み込むように固定するので高い固着力を誇ります。
罫書をして、ターンナットが収まる大きさに穴を開けたら三カ所にそれぞれ挿入してドアガードを固定します。
枠にたタップを切っているところ
元々ドアガードがついていた場所には空ビスを打っておきます。
ドアガード本体がついたら、次は受け金具を枠に取り付けていきます。
ドアガード本体と位置を合わせ罫書したら穴あけをしていきます
今回の物件は鉄板のすぐ裏にモルタルがつまってたので斫るのに少し手間取りました。
開錠できる状態
掛けておけばこのくらいの隙間が開くだけです。
取付終わったらお客様にご確認いただきます。
「これで夜安心して眠れると」お喜びいただけました。
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