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作業場所 愛知県名古屋市名東区
本日は大家様より「退去した入居者が合鍵を使って侵入した形跡があるので鍵交換して欲しい」とのご依頼で出動!
ギザギザ鍵のピンシリンダーがついていました。
SHOWA IS
拝見させていただくと、SHOWAのインテグラル錠「IS」がついていました。
大家さんは今後の事も考えて合鍵を作れない鍵が良いという事で、ドルマカバ(DormaKaba)の「6600F」でご成約いただきました。
※ドルマカバ(DormaKaba)は2015年9月にドイツのDorma社とスイスのKaba社が合併し誕生した会社です。長いのでいまだに私はカバとしか言いませんが(笑)
鍵は5本付です。
MIWA 145HM
という事でやっていきましょう。
今回は錠ケースもかなり古かったため、MIWAの交換用万能タイプインテグラル錠のケース「145HM.CS」に合わせて交換します。
次に玉座(ドアノブ)を交換していきますが、この6600Fはかなり複雑な構造をしています。
鍵屋を始めた当初は、わけがわからなくて取り付けるのに何時間も掛かった上に、軸芯を曲げてしまい使用不能になったりしたこともありましたが、今となってはいい思い出です(笑)
鍵穴が縦だと通常モード
鍵穴が横向きだと外出(空転)モード
ちゃちゃっと交換したらお客様に使い方のご説明をするわけですが、この6600Fにはセーフティーサムターンというカバ独自の防犯機能がついていて、取付け時間よりも説明の方が時間が掛かることがあるんです。
一般的にカギ穴に鍵をさして回すと開け閉めができると認識していると思いますが、セーフティーサムターンはサムターン部分に鍵穴がついていて、この鍵穴が縦向きだと普通にサムターンを縦横に回すことで開け閉めできます。
で、この鍵穴を鍵を使用して横向きにすると外出モードと言って、サムターンが空回りして開け閉めができなくというわけなんです。
このセーフティーサムターン機構は、カバの補助錠「6523」と「6533」にも採用されているんですが、そちらは鍵穴が12時の位置だと普通モード、3時の位置だと外出モードと確定しているので比較的わかりやすいんです。
しかし、「6600F」は外出モードにするとシリンダーとサムターンが共回りして360°自由に回ってしまい何が何やらわからなくなるから厄介なんですね。
私の文才がないため、この文章を読んでもよくわからないと思いますが、この使い方を一度の説明ですぐに理解できるお客様もいらっしゃれば30分説明してもなかなかご理解いただけない場合があったりして苦労します(汗)
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