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作業場所 三重県某所
本日は某宿泊施設様より「錠前がなくなっている部屋があるのでつけて欲しい」とのご依頼で出動!!
お伺いしてみると確かに一部屋だけ錠前が取り外されているお部屋がありました。
こちらの施設は何年も前に他の事業者が運営していて倒産し、そのままになっていたところをお客様が買い取り、リノベーションして新しい宿泊施設を運営されるという事でした。
錠前は取り外されていましたが、全ての部品がないわけではなく、表側と内側の化粧座部分とレバーは残っており、シリンダーと錠ケースがない状態でした。
それにしても何故この部屋だけ錠前がないんでしょう。謎です(笑)
他の部屋の錠前外側
内側
この錠前は、2012年3月末に廃番となったMIWAのキーカードロック「ELK-3290/3300」のセコムOEM仕様です。
実際に使用したことがないのでよくわかりませんが、表側に「SECOM」と書いてある以外は同じ物なんじゃないかと思います。
で、MIWAで既に廃番となってるという事はセコムでも廃番になっているわけでして、お困りになったお客様からのご依頼となったわけです。
フロント刻印「MIWA AL-02」フロント下側が長くなっており2分割されています。
お客様は電気錠ではなくて普通のレバー錠に交換することをご希望されていましたが、冒頭の画像を見ていただければわかるように、普通のレバー錠では開けない穴がドアにたくさん開いているので、ただレバー錠に切り替えただけでは穴が丸見えになってしまいます。
また、戸先についている「フロント」というデッドボルトやラッチが飛び出ている部分のプレートが通常のレバー錠よりもかなり大きく開いているためこのままでは錠ケースを固定することができません。
という事で今回は一旦引き揚げて部材の選定とお見積りと相成りました。
後日、ご成約をいただいたので部材を発注し入荷後改めて工事に伺いました。
レバー丸座の引き足を通す穴を追加で開けて、錠ケースを固定できるようにフロント側開口に金具を取り付け設置していきます。
全ての部材をつけ終わったら、既設電気錠用の受け金具の部材を取り外してデッドボルトが納まるようにしたら取付け終了です。
今回は、他のお部屋との調和を考え既設のステンレスレバーを流用しました。
その方が質感も高いうえ長持ちしますしね。
設置後はお客様に動作確認していただき作業終了です。
遠方での工事が入ると「また仕入れか」なんて友人に揶揄されますが、その土地の美味しい物を食べたり、産直で野菜や魚を買う事ができるので楽しかったりします。
遠方料金さえいただけるならどこでも行きますのでご依頼お待ちしております!(笑)
廃番になった錠前の取替え・交換、新日軽、YKK AP、TOSTEM、LIXIL、三協立山アルミ、不二サッシ、トーヨーサッシ、ユーシン・ショウワ(SHOWA)、美和(MIWA)、カバ(KABA)補助錠やインテグラル錠、勝手口の防犯、住宅錠、引き違い錠、引き戸錠の交換、取り付け、修理は カギの救急車 黒川店 上飯田店 までお気軽にご相談ください。